2012年2月27日

ヨガをしにインドへ行く③

ボンディラでのごはん

帰ってきてみんなによく聞かれるのはごはんのこと。
食堂があって、そこでみんなで食べます。
このエリアからは出られないので他に選択肢なし。
ここでのご飯は主にターリー(カレー定食)。

一応、カレーにも区別があって
ダル・・・豆のスープ的なもの、私にとってはカレー
サブジ・・・野菜で汁なしのおかず的なもの、私にとってはカレー
アチャール・・・漬け物的なもの、私にとってはカレー
これにライスとチャパティとパパド(パリパリのスパイシーな煎餅)。
ときどきキールなどの甘〜〜いデザートがつきます。
もちろんチャイは欠かさず!

ごはんはここでそれぞれ買うシステム。
トーストやパンケーキ(っていうかクレープ)、焼き飯なんかも作ってくれます。
フルーツや野菜、クッキーやトイレットペーパーなんかも
町で買う値段にちょっと(?)上乗せで売ってくれる。
彼ら(インド人スタッフ)には年に一度のかき入れどき?

最初は楽しみ〜ってかんじでもなかったご飯の時間。
でも4日目にして美味しいご飯の方法発見!
朝はナッツにパパイヤ。
昼はパンケーキにパパイヤ。
夜はチャパティにパパイヤ。
とにかく、パパイヤうまい〜!!
カレー好きだけど、この暑さとプラクティス。
ターリーは3日に一度でいいよぉ。。
(注:まずい訳じゃなくて、ここのターリーはとっても美味です。)

みんな調味料を持ち込んだりして自分で調理してます。
人ってフレッシュなものを食べる必要があるんだと思う。
酵素がほしいってことなのかな。
やたらとサラダやフルーツが欲しくなる。

マウナ(無言で過ごす時間)が数日間続くと食欲が落ちます。
しゃべるって結構エネルギーを消費するらしい。
マウナが終わると決まって食欲旺盛に。

水は水道水を飲みます。
ちょっと濁ってるから最初はビクビクだったけど、大丈夫だった。

終わってみれば一度もお腹を壊さず(その後、来たけど)
ごはんは無事に乗り切った3週間でした〜。
もしまた行くことがあったら、ふりかけ持ってこう。



2012年2月25日

ヨガをしにインドへ行く②

ボンディラで自然と共存

今回インドに来た目的は、ヨガの師クライブのもとで行う
3週間のヨガリトリート(自然の中での合宿のようなもの)。
ゴアのビーチから車で数時間ほど山に向かった、ボンディラというところで行います。
参加者は34人(帰るときには32人に・・・)でオーストラリア人が13人。
あとはヨーロピアン15人、アジア人が6人でそのうち日本人4人。

泊まったのはこんなとこ 4人部屋


もちろんここではインターネットなし、テレビなし。
携帯も回収されて社会生活からは離れた生活を送る。
私はiPhoneしか持っていかなかったので写真がほとんどない(涙)

毎日のスケジュールは
早朝の瞑想とプラナヤマ(呼吸の練習)
午前のアーサナ(ポーズの練習)
午後はサットサンガ(クライブの話)
そしてアーサナ・プラナヤマ・瞑想

場所はそれぞれ違うところ、移動します。
全てのプラクティスは外で。
動物達の世界に私達はお邪魔する身なのだ。

早朝のプラクティスは目を閉じた向こうに太陽が昇ってきて、鳥のさえずりが聞こえる。
自然の中にいると心も体も繊細になっていくのがよくわかる。

初日から朝のアーサナで隣にいたオランダ人のダンが猿におしっこをかけられる。
気持ち良い外ヨガだけど、初日からの災難にダンはちょっとヘコんでた。
数日後には私のヨガマットギリギリに糞がボトッ!!




近くには池があるらしい。
はりきって水着を着ていって泳ぐ気満々!
そんな私の目の前をワニが横切る・・・
濁った池に足を入れるのも怖くて泳ぎを断念。

クライブは夜に外でメディテーションしたり、外で寝るのを勧めます。
自然の中で自分と向き合う時間をもつこと
怖さは自分のマインドが作り出すものだということを体験するため。

3日目、野宿してみる。
動物の足音でビクビク。
暑くて寝袋から出ると蚊の攻撃にあう。
寝れない〜!!
その後2回野宿したけど、決まって次の日はゲッソリ。

森の中の瞑想ではダニにさされまくります。
これがものすごいカユい。。。
でも月と星がきれいな中での瞑想は深〜い静けさの中に導いてくれます。

4日目は夜、森の中で突進する大きなイノシシに遭遇。
心臓バクバク〜!!
でも動物達との遭遇は日に日に慣れていきます。
自然との共存。
でもさすがにヒョウは怖いかも〜。
(去年出たらしい。今年は檻の中にいました。)



2012年2月23日

ヨガをしにインドへ行く①

帰ってきて11日目。
やっとパソコンの前に座る気になってきました。
今回はちょいとディープな精神修業の旅。
内面はジェットコースターのように上がったり下がったりだったけど
あまりブログに書くネタがないかんじ。
それでも日記をもとにちょっとだけ報告です。

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1月10日(火)ゴアのアシュベンビーチへ

バンコクを経由してムンバイでインド入国。
前回も思ったけど、ムンバイ空港はムツカシイ。。。
入国し、荷物を取り、またチェックインして国内線へ。
これだけでも広い空港内をバスで移動し、歩き、ウロウロ。
何処に行けばいいのかわからなくてスタッフに聞いても適当な答え。
聞いた人ごとに違う方向を教えられて、迷いながらゴア行きの飛行機へ。
そうだ、インド人相手なんだった〜。
(インド人と私の奮闘は過去のインド旅をご覧下さい〜)
こんなことでインドを実感する。

着いたのはゴアのアシュベンビーチ。
アンジュナやバガターといった賑やかなビーチからは少し北にあるのどかな所です。


ビーチは広々 物売りも少なくて静か


ビーチにたくさんあるカニの家


宿泊したのはヨガジプシーズ。
私が泊まったティピーといわれるテントは快適です。
(ただし昼間は暑い!!)
カギがないのが多少不安だけど、ビーチは目の前♪
敷地内は裸足で歩けて気持ち良い〜。
ヨガスペースもあって、朝はヨガクラスあり。


私が泊まったバナナティピー


キッチンの柱にはOMマーク


1月11日(水)ヨガリトリート準備

今日は水曜日。
アンジュナで水曜マーケットがあるらしい。
宿にいた人達とタクシーをシェアして行ってみることに。
滞在時間は1時間半。
暑い中に人がたくさんで値段交渉の気力が奪われる。
リトリートで使う用のお香とバック、少し厚めのショールをゲットしました〜。

アシュベンビーチに戻るとほんとのんびり〜。
日本の忙しさを洗い流すには最高の場所かも。
でも、買い物するには少々不便だ。
ビーチ以外は何もなし。
宿の前の道路も何もなし。
暑〜い中、歩いて10分ほど行くと小さなお店発見。
ヨガリトリートに必要な買い物はここで足りるんだろうか。。。


1月12日(木)マルコとジェンに出会う

この宿は友達のピーターに紹介してもらいました。
ピーターからのメールは『そこにはリトリートに参加する人が泊まってるから、車をシェアしてボンディラ(リトリートの場所)に来るように』
本来、リトリート参加者はバガビーチのレストランに集合なんだけど、ここからは少し遠いので直接ボンディラに行くようにとのことなのです。
ただ、一緒に来るようにって言っても、私はそれが誰なのかわからない。
(名前聞いときゃ良かった。。。)
大丈夫かなぁ〜、、、

それが、朝ごはんのときにイタリア人のマルコが声をかけてくれました。
「ピーターの友達?」
そしてマルコと一緒にいたのは台湾人のジェン。
偶然にも彼女は2年前のスペインでのリトリートで一緒だった人。

世の中って、大丈夫なようにできている!
始まる前に不安だったことも、全ては大丈夫だった。
マルコとジェンに会えたし
インターネットできるところが見つかってクライブと連絡とれたし
アシュベンで売ってなかった毛布を(夜は寒い!)マルコがバイクで町まで行って買ってきてくれるって。

いろんなことには流れがあって、大丈夫なようになってて
流れを受け入れていけばそれでいい。
全てはなんとかなる。
これから始まるリトリートを前に、気持ちの準備もできてきました。


ビーチでゴロゴロ、犬もゴロゴロ

1月13日(金) ルンギ(インドの布)を買う

ビーチでゴロゴロしていると物売りのお姉さんがやってきました。
この人、商売上手。
最初は売りつける気配も見せず
(って言っても物はいっぱい持ってる)
フレンドリーに話しかけてくる。
さりげなく私をほめる。
私の顔についてたゴミを取ってくれる。
(単純だけどこれだけでいい人の気がしてくる)
話してるとなんだか楽しい。
で、商品を見せてくる。

私だって今まで雑貨屋の買い付けをしてきた経験あり。
ルンギもう1枚欲しいなって思ってたことだし、安く買ってやろうじゃないか〜。
「ルンギいらないもん」 眠そうに、興味なさそうに、見る。
「たくさん持ってるし」 自分が巻いてるのを見せる。
町で売ってる値段よりも少し安めに交渉開始。
結局150Rsでお買い上げしました。
そんなに高くないし、この交渉は楽しかった〜。
ついでに写真も撮らせてもらいました。



いよいよリトリートの場所、ボンディラへ出発!

途中の町ポンダでゴザとバケツを購入





2012年2月17日

帰国しました

インドから戻りました。

約1ヶ月間のインターネットなし、電話なし、テレビなしの生活から
情報が大量に流れる日本の生活へ・・・
この流れに戻るには少し時間がかかりそう。
少し落ち着いてきたら旅のことを振り返ろうかなと思ってます。

とりあえず元気、お腹も復活!



Bondlaの森の中、去年はヒョウが出たと噂の場所で