2014年3月24日

ガヤトリ寺院

プシュカルに着いたその日、カフェで会ったイタリア人のファビオと仲良くなった。
ファビオは明後日プシュカルを発つので、明日が最後の1日。
2人でガヤトリ寺院に行くことにした。

ガヤトリは世界を創造した神、ブラフマーの奥さんの1人。
ガヤトリマントラはとっても広く知られているマントラ。





翌日ファビオと待ち合わせ場所で落ち合って、出発。。。。
なんだけど、まずどっちの方向に歩き出すか。
周りのインド人に聞いてみる。
1人目『あっちじゃない?』
2人目『こっちだね』
3人目『あ〜、それ多分こっち方向』
みんな違う方向を言う。
インド人は『知らない』とは言わないのだ。
親切心か?適当なのか?
半径50m内をウロウロ。
結局6人ほどに聞いてから多数決状態で進む方向を決める(笑)。
ようやく出発地点スタート!




途中、何度も人に聞き、やっとたどり着いたバス停。
このバス停の裏の小さな山の上にガヤトリ寺院がある。
バス停には小さなマーケットができていた。



山と言っても木はほとんどなく、山頂が見える。





 登る途中に撮影したプシュカル湖。
その向こうには2つの山。
1つは明日行く予定のサヴィトリ寺院が頂上にある。





登る途中にカフェって書いてあったんだけど、、、
着いたら誰もいない小さな寺院のみ。







登り始めて30分くらいで到着。
何もないんだけど、心が穏やかになる場所。






プシュカルの町が目の前に広がる。





町を見下ろすシヴァリンガム。
神聖なパワーがある。







ファビオは人なつこいイタリア人。
山登りで暑くなって上着を脱いだ私の腕を見て、腕相撲を挑んできた(笑)
負けたけど(勝ったらまずいでしょ)、、、対戦を申し込まれたのは初めてだ。
腕すごいって褒めて(?)くれるファビオ。
そんなにガッチリしてるかな〜。




山から下りたあとは2人でプシュカルの町をぶらぶら。
湖のまわりにはたくさんのガート(沐浴場)が並ぶ。





道で木切れを束ねていたおばあちゃんと孫。
今回の旅のベストショットかな。





掃除をする女性がとっても神聖で女神のように見えた。
おじさんの黄色のターバンもカッコいい〜


2014年3月23日

聖なる湖

「パオー!!!」
プシュカルに泊まって最初の朝。
ホラ貝の音で飛び起きた!
ここ何処?何時????...AM4時
どうやら私の宿の隣は大きな寺院らしい。
一番隅の私の部屋に向かって寺の祭壇がある。
きっちり15分間、すっごい賑やかな朝のプージャ(儀式)。
リトリートは朝5時起きだったから1時間差くらいまぁ良いけど、、、
インドには近所迷惑って言葉がないらしい。

そういう私も相当迷惑な人で、、、
宿の人を叩き起こして門を開けてもらう。
早朝のプシュカル湖は人がいなくて幻想的で、空気が澄んでいる。
ガート(沐浴場)に座って、瞑想とプラナヤマを1時間ほど。
目を閉じた瞼の向こう側がだんだん明るくなっていく。
私の横を通り過ぎる人の足音とマントラをつぶやく声。
「Ram Ram Ram Ram.......」「Hare Krishna Hare Krishna.....」
湖のほとりでのプージャ(儀式)
鳥のさえずりも聞こえてくる。
聖なる町、プシュカル。気に入った〜!

インドは広くて無数の寺院があるけれど、インド3大神の1人ブラフマーを奉った寺院はここプシュカルだけ、たった1つ。
そのブラフマー寺院めざして、そして聖なる湖プシュカル湖をめざしてヒンドゥー教徒が集まる。
そしてたくさんの雑貨屋や洋服屋さん、海外からのバイヤーや旅人も集まる。
10月はラクダ市がある砂漠の町、ラクダ商人も集まる。
なので、小さな町は人がごちゃごちゃ賑わってるのだ。
人は結構やさしくて、デリーみたいに騙そうって人もいない感じ。









プシュカル湖はスタスタ歩いたら1週1時間かからないくらいの小さな湖。
佐鳴湖より小さい?




朝ごはん中にやってきた牛さん




カフェから町を眺める




列車とバスの長旅のあと、まったり〜



2014年3月14日

プシュカルへ

Pushkar。プシュカル。なんてかわいい響き〜☆
この地名を聞いたときから行ってみたいと思っていた町。

みんなと過ごしたいという気持ちを振り切って、Bondlaの森を出たその日にプシュカルへ向かうべくデリー行きの飛行機に乗る。
デリーで1泊し翌日早朝、アジメール行きの列車に乗り込んだ。




早朝にも関わらずニューデリー駅は人でごった返している。
(写真ではそう見えないけど。。。)
約7時間の列車の旅は日本からバンコクへの飛行機より長いけど、インドでの列車移動では短い方。






ゴアでは列車の席を取るために翻弄された。
2日に渡って3件のトラベルエージェンシーに7回も行ったが取れず・・・
結局ちょいと高めの良い席になったせいかチャイ付き。
しかもポットで来た。
なかなか快適な旅だ。





ボンディラリトリートの間にやったキルタンをこっそり録音しておいた。
それをiPhoneで聞いているとみんなの真っすぐな声が響いて車窓の景色が涙でかすむ。
充実したリトリートから次の地へ、時間は流れているんだなって思う。
良い時間も過ぎる。
辛い時間も過ぎる。
2012年から感じ続けた自分の中の大きな塊が少しずつ動き出している。






途中のどこか小さな町。
だんだんと人々の服が鮮やかな色になっていく。
砂漠の暑い地域 ラジャスターン!!





2014年3月11日

祈り

『Holy Men』サドゥ(インドの修行者)を撮影した写真集とその撮影のドキュメンタリー。
YOGA SPOTのブログから知りました。

物への欲から離れ自己の解放に向かっていくサドゥ達とそれを撮影する写真家達はなんとなくミスマッチではあるけれど、その写真からは魂の強さを感じる。

撮影場所はインド、バラナシ。
生と死が常にそこにある町と3.11のこの日が交錯する。
ドキュメンタリーを見た後のプラクティスでエカパダラジャカポタアーサナをした。
胸をひらく強い後屈、呼吸がしにくいポーズ。
だからこそ、ゆっくり、おだやかな、均一の呼吸に。。。
苦しさが心地良さと静けさに変わっていく。
このポーズ ”祈り” だ。








2014年3月4日

トイレットペーパー事件

3週間の間にいろいろ事件はあるのだけれど・・・そのうちのひとつ。

トイレットペーパーはインドでは貴重。
何故かといえば
①インド人は紙いらないから値段が高い!
②宿にはない!
③いろんなところが汚いから紙でふきたい!
④すぐにお腹の調子が悪くなる!

リトリートの場所、Bondlaにはトイレットペーパーがない。
3週間分のトイレットペーパーをゴアで買って持ち込んだ。
足りなくなったらここのスタッフから買うことになる。
(値段上乗せ、更に高い)

ルームメイトは3人のオーストラリア人。
オージーと言えば、フレンドリーで大らかで適当っていう・・・
2人は紙持参で来たけど1人は持って来なかったらしい。
トイレに置いてあるトイレットペーパー、減りが異常に早い。
確実に勝手に使われてる。まあ、いっか。。。

で、リトリート入りして数日後に1ロール終了。
他の2人の分も同じ日に1ロール目がなくなった。
と思ったら、私の棚からトイレットペーパー1ロール紛失している。
トイレに新しいのが出してある。。。。
いや〜、勝手に使うのもトイレに出してあるのだったらまだ良いけど
何も言わずに棚からってのはどうなんだ!と少し憤慨。
オージー達はこういうとこ適当なのかなぁ。
まぁマウナ中(沈黙の業)だからしゃべれないんだけどね。

で、のちほど話した結果3人が持ってきたペーパーを4人で使って、それがなくなったら持って来なかった子がインド人から買うことになった。

そしてリトリートも終了間近になって3人が持ち込んだ全てのトイレットペーパー終了。
持ってこなかった子が1個追加で買ってきてくれた。
が、、、、それっきりなし。
リトリートもあとちょっとだし、なんだかもうどうでもよくなってきた。
最後の2日間はインド式、手で処理するハメに。
心も身体も強くなった気がする(笑)



今年もありがと〜 Gaj Laxmi Ma


2014年3月3日

Bondla Retreat 2014

Bondlaまたここに来た。

朝目覚める度に
鳥のさえずりが聞こえる度に
太陽の光が眩しくひかる度に
嬉しいって心が言ってる。

帰りたくて泣きたくてどよ〜んとしていた時間も、あるべくしてあったと今は思える。
あんなときがあったのに、またまた来ている私はマゾだなとも思う(笑)




ここにいると、素の自分と向き合う。
いろんなものを脱ぎ捨てて裸になって、ただ1個の魂になる。
ちょっとくらいクレイジーになっても大丈夫。

キルタンで踊りくるった満月の夜、女の子数人で真っ裸になって池に飛び込んだ。
2匹のワニが住んでる池!
あー私達、クレイジーだ★







リトリート中ほとんど写真は撮ってなくて、これは最終日前日かな。
お茶会中。





洗っても洗ってもなんだか茶色っぽい洗濯物。





ヨガマットもお洗濯。





マウナ(沈黙)の朝
象のKrishna & Jung