2015年3月24日

ゴカルナ・町歩き

ビーチから町へお引っ越し。
バックパッック2つと手荷物を抱え、崖を登る。
リクシャをつかまえて見つけた宿へと向かった。



クドゥリビーチと町をつなぐ道




ゴカルナの町で泊まった宿は、普通の家の2階の小さな宿。
ボンディラで教えてもらった情報でここに来たんだけど、この情報がなかったら絶対ここには来なかったでしょう。
看板もないし、道から奥に入ってるし、絶対に気づかない。
去年できたばっかりだからきれいで、宿の人もすごく親切でとっても気に入った。

部屋は3つ。
真ん中のひとつだけが空いていた。



ピンクの壁
こういう色を選ぶところがインドっぽい



部屋にはシヴァのカードが飾られていた




さぁ、町歩き開始!
ゴカルナの町は歩いてまわってもすぐ終わるくらいの大きさ。


宿のすぐ近くにある沐浴をする溜め池



前を歩いていた牛が振り返って目が合った
他には誰もいない 牛と私のワォモーメント



ボーっと動かない牛




床屋さんの前で新聞をよむおじさん



床屋の中



寺院の横にある果物屋さん



少し路地に入ればすごく静か。
リトリートの余韻と解放されたの心地良さで1歩1歩を踏みしめて、歩く瞑想のようにして歩いた。




すごく立派な木とその下に置いてあるナーガ(ヘビ)




ここにもナーガがたくさん



これはなんだろう
ハヌマン?



おばちゃんの服がキレイ

ゴカルナの町はとにかく暑い。
散歩も途中で休憩した方が良さそうだってことで水分補給と甘いもの補給。





青汁を連想させるような緑のレモンミント水がすっごく美味しい
白いのはシュリカンド 甘過ぎ!
これは私が作った方が美味しいわー


更に散歩を続けて、小腹が空いてきたのでマサラドーサを食べた。
その直後からお腹が痛くなる。
リトリート中はすごく軽い食事だったから油が消化できない身体になってたみたい。

3日間の断食が始まる。
免疫異常を改善するには断食が良いらしいよって情報を友人がくれたけど
食べるの大好きな私にはムリムリ〜って思っていた。
それが強制的に断食。





1日に何度もここに来て水を買う
水分補給しないと!



宿はすごく良い雰囲気なんだけど、問題は超暑いってこと。
多分両側の部屋は大丈夫(窓が横にもついてる)なんだけど、真ん中の私の部屋は窓がひとつしかなくて風が通らない。
窓に網戸なんてないから開けといたら蚊にやられるし、扇風機はうるさくて寝れないくらい。
暑さと蚊に刺されと扇風機の音と下痢の痛さで一睡もできず朝を迎える。。。
この暑さでもう1泊したら身体がおかしくなる。
引っ越しを決意する。
マルガオに帰ろう。

ってことで、たった2泊のゴカルナになってしまった。
また来ればいっか。


2015年3月10日

ゴカルナ・クドゥリビーチ

ゴカルナは牛の耳という意味だそう。
シヴァ神が牛の耳から生まれたという言い伝えもある、シヴァの聖地。

町エリアと3つのビーチがある。
町には寺院などがあり巡礼に訪れるヒンドゥー教徒をよく見かける。
ビーチはゴアの喧噪から逃れて静かな地を求めて来たピッピー系の人が多い。
日本人はいなそう。

ゴカルナ駅で皆と別れて、私だけ電車を降りた。
さあ、ここからは一人旅!
まずは町に泊まろうかな〜なんて考えていたんだけど、ちょうど駅であったイスラエル人カップルがクドゥリビーチに行くというのでリクシャをシェアして一緒にビーチに行くことにした。

駅からはリクシャで20〜30分程度で町に着く。
そこからビーチまではもう少し先。




町とビーチをつなぐ道 な〜んにもない
歩くと20分位かかる 熱中症注意!



海が見えてきた!!



リクシャはビーチまでは行かない。
崖の下にビーチがあるので上で降ろされる。
そこより先にはリクシャやタクシーは入れないのだ。
上で降ろされて、そこからビーチまで荷物を持って下りなきゃならない。
のんびり気楽な残りのインド滞在と思っていたのに、なんだか早速過酷・・・




崖の上からこの道を下りる
荷物重っ!
サンダルが壊れないか心配になった




この人達は平気らしい



ビーチきれい〜!なんて思う余裕はない。
着いたときにはイスラエリーカップルも私もヘトヘト。



クドゥリビーチ のどかな雰囲気が漂う
ヨガしている人やランニングしている人も



ここから3人で手分けして宿探し。
近くの宿は結構うまっているけど、もうあまり歩き回る気力はない。
何泊もするわけじゃないし、一番近くて安いところに入っちゃえっ。
ワタシ至上一番って言っても良いくらいのボロ宿。
部屋は薄暗くてあんまり良く見えないんだけど、気づいてしまった。
壁にひっついたクモの死骸やら何やら。。。
共同のシャワーではサンダルを脱ぐ気にはなれないし、共同トイレは息を止めて入る。

MYシーツとMY毛布が役に立つ。
これで安眠はできそう。
リトリートで使ったゴザも役に立つ。
床に敷いて荷物を置くスペース確保。
懐中電灯とキャンドルも役に立つ。
ほぼず〜っと停電なので。



写真で見ると外観は可愛く見えるって今気づいた


部屋にいるよりもビーチでゴロゴロした方が気持ち良い。
夕陽はきれいだし、風は穏やか。
ビーチで手作りのアクセサリーや雑貨を売っているヒッピー達もいる。
タブラやジャンベの音も聞こえてくる。


クドゥリビーチの夕陽



キャンドルの横で音楽を聞くのんびり時間
そうそう、これがしたかったの〜



朝起きたら周りがのどかで自然がきれいなことに気づいた。
部屋の向こう側は建物なんて何もなくて、歯磨きしながらボーっとこの景色を眺める。




泊まった部屋のすぐ後ろはこんなかんじ
牛やニワトリがふらふらしてる




もうちょっとここにいたい気もするけど、やっぱりトイレはゆっくり入りたい。
明日は町に引っ越そう。
1泊で早くも決意して再び宿探し。
この移動、正解だった。
この日の午後から私のお腹は悲惨なことに・・・

でもクドゥリビーチ来て良かった。
水辺に来るとなんだかほっとする。







2015年3月9日

チャクラ探求ワークショップ

念願のチャクラ探求ワークショップをやった。
入院中からこれをやりたいってずっと思ってたんだ。

ヨガをしていればチャクラは必ず出てくるお題。
トレーニングやコースを受ければ耳にするし、そうじゃなくてもチャクラって良く聞く。
いろんな本や雑誌にしょっちゅうチャクラって載ってて、何度も目にしてたら特徴なんてすぐ覚えちゃう。
きっと私はずっと頭で理解しようとしていた。
身体で感じてみて、呼吸で感じてみて、瞑想で感じてみる。
実践すること、継続することが本当にそこに触れられる道。
それを実感できた今、このワークショップをやることができて嬉しかったし楽しかった。
参加してくれた皆さん、ありがと〜!!


ワークショップに参加してくれたMちゃんから
とっても良いカンジに撮れててうれしい〜

2015年3月4日

南へ

去年の入院で1ヶ月半仕事を休んだ上に、またこのインド行きでの休み。
今回のインド滞在は最短にしなきゃ。
ってことでボンディラの森を出て、インドには3泊のみとなった。

思えば去年のプシュカルはかなりの強行スケジュールだった。
まともに寝ずにプシュカル⇒デリー⇒バンコク⇒名古屋と4日間の移動。
あれはかなりキツかった〜。
今回は身体に負担がかからないように近場へ行こう。
そんでビーチでのんびりしよう。
行き先をゴカルナに決めた。

ボンディラから車で2時間ほど南の町、マルガオから電車に乗る。




マルガオ駅のチケット売り場
2時間半かかるゴカルナまで30RS=約60円 安いっ




駅でおやつ調達しようと思ったけど
食欲をそそられるものがない。。。




充電しながら電話するインドの若者
なんかこぎれいだなー




私が30分前に買ったのと同じナッツを友人が買ったのに値段が違った
表示の値段とも違う かなり適当っぽい




待ち時間にランチ 久々のターリーを2人で半分こ
結構美味しい


1時間遅れで電車が来た。
インドではこれくらい普通かー。
どこのホームに着くのかも良くわからないから何度も確認する。
そして乗った電車は結構空いていた。
更に南に行くボンディラメンバー数人とゴカルナ駅までは同じ電車の楽しい旅。




南インドは電車の中も平和
 このときはそう思えたんだけど・・・





荷物を棚にのせるときはヨガで鍛えた腕の筋肉が役に立つ





駅のホームで電車を見送るおじさん
のどかだー

2015年3月2日

3週間ヨガリトリート

今回は薬持参のリトリートになった。
医者から言われた注意事項。
感染症にかからないように虫や動物との接触をできるだけ控えること。
埃に気をつけること。(埃についたカビが肺の中で繁殖するとやっかいらしい)

ボンディラは虫と動物の住処だし、練習は全て外。
普段の生活も中のような外のような。。。
それでも、去年までみたいに森を歩き回ったり(ダニの攻撃が待っている)、池で泳いだり(濁った水、おまけにワニがいる)ってことは控えるようにした。

最初は「ボンディラにいるのに諦めなきゃいけないことが沢山だ・・」って憂鬱になりかけた。
せめて部屋はバルコニーにしてもらおう。
ここでは4人で1つのロッジで生活するんだけど、2人は室内のベットで2人はバルコニーで寝る。
バルコニーは自然が近くて、出歩かなくても外気分。っていうか外。
私達の食べ物を狙っている猿に見られている感がハンパない。
ルームメイトのオージー3人が快くバルコニーを譲ってくれた。
その後、毎晩アリが身体や顔の上を歩き回るせいで何回も起こされるハメになった・・・

去年も同室だったレイチェルとバルコニーをシェアする。
彼女も大人になったなぁ。
去年はベット周辺がグチャグチャで、飲んだり食べたりしたお皿を洗わずにベットの下に置いたりしてた。
部屋で走り回ってたネズミを見事に外に追い出したレイチェルだったけど、そもそもネズミをよんだのはキミだよ〜って密かに思ってたんだ(笑)
それが今年は超キレイ生活になってた。



ルームメイトのレイチェルと部屋に遊びに来たジュン




レイチェルが描いた絵
太陽の輝きの中で海のしずくから生まれた子供
誰もが1つの個であり完璧な状態なんだってことを表している



ジュンとお茶の時間




部屋の外ではお隣さんが編み物




朝のプラクティス


自由時間はほとんどバルコニーにいる生活も、案外快適。
風が気持ち良いし、身体もゆっくり休ませることができた。
出歩かない割にはダニにさされてて、レイチェルに「なんでそんなに刺されてんの?」って言われたけど(笑)まあ、これくらいなら良しとしよう。

ある日のまだ薄暗い早朝の時間。
池の方まで歩いて行くと鳥のさえずりが頭上を囲む木々から聞こえてきた。
この世界は鳥の声で囲まれてるんじゃないかってくらいの響き。
幸せは場所じゃない。
インドじゃなくても何処にいても自分の内側にあるし
病気であれができないこれができないってことでもない。
でも、ここは自分は満たされているんだって思い出させてくれる場所。

病気になって以来、「健康的な生活を心がけてきたのに、なんで病気になったんだろう」ってよく考えていた。
でも、ここに来て考える必要はないんだって思った。
時には意味がないことだってある。
今をちゃんと生きればそれでいい。

3週間は長くて、身体も心も上がったり下がったりするから、時々「なんでまたここに来ちゃったんだろう・・・って思うんだけど
やっぱり最後には思う、来て良かったー。

バジャン(マントラを歌う)の夜、みんなで踊り狂った。
自由だ〜!って叫びたくなった。