2016年7月12日

トルコの海へジャンプ!!

YUVAの海は岩場に囲まれていて、そのせいか海がとっても澄んでいる。
そんな天国のような環境の中、私達は空き時間になると泳いで岩の上でゴロゴロして過ごした。

ある日、ハナエちゃんと私が海に行くと、先にいたスティーブ達が私達を呼んだ。
「ここから飛び込むと楽しいよー。やってみなよ」
そこは水面から3〜4Mくらいの高さの岩。
しかも先端が飛込み台みたいに飛び出てるんじゃなくて、すこし下の方がせせり出ている。
ただ落ちるんじゃなく、キックして遠くに飛ばないと岩に当たりそう。
岩の先端に立って見下ろすと、目線からはすっごく高く見える。
怖い〜!!
少し下にもう少し低い岩があったので、私達はそこから飛び込んだ。
この高さでも先端に立つと怖くて、「ヒ〜」と一声叫んでからジャンプ。
海の中の結構深くまで沈んで、上を見上げるとキラキラ水面がゆれている。

スティーブのアドバイスは、、、少し岩を蹴って飛び込むこと、足を揃えること、水面に対して少し体を斜めにすると深く沈みすぎない、入る瞬間息を止めると鼻が痛くない等・・・
情報多すぎ!!
「じゃあ、明日は高い方で」と言ってきたので、適当に「うん」って言っておいた。

その日の夜ベットに入ると、頭の中が騒がしくおしゃべりする。
あの岩、どの程度キックすれば落ちるときに岩に体がぶつからないかな。
助走つけるべきかな。
いや、助走つけられるほど後ろにスペースはない。
しかも最後の一歩で踏み外したら落ちるし。
どっちの足で蹴るべきかな。
考えていたら冷や汗が出てきた。
アホらしいー、マインドに振り回されてるー!
翌日聞くと、ハナエちゃんも夜思い出して冷や汗をかいていたらしい(笑)

次の日、海に行くとスティーブが呼んでいる。
なるべく目を合わさず(笑)、さっさと海に入って泳いでその日は終了。
それから数日はただ泳いで平穏に過ごした。

リトリートが終わって残りの数日間はみんな一斉のプラクティスはなし。
朝はそれぞれ自分が好きなところで瞑想をする。
私は目の前が海の岩の上で、瞑想とプラーナーヤーマの練習をすることにした。
練習が終わって、さぁ帰ろうかなという頃、キャサリンがやってきて突然隣の岩で服を脱ぎ始めた。
そして全裸で岩からジャンプ!
私にもやれと言う。
朝のジャンプは気持ち良いかも!?
その場で服を脱いで、例のあの岩(低い方)からジャンプした。



気持ち良い〜!!この解放感!!
朝の光は昼間よりも更にキラキラで、そして泳いで岸まで行く途中に岩のコーナーを曲がると朝陽が降り注いでくる。
しかも、水着でジャンプすると私の場合は常にビキニがすっ飛ぶので、浮き上がる前に水中で直すんだけど、全裸ならそんな心配はない(笑)
この爽快さにハマって、それから数日間は”瞑想後に全裸でジャンプ”が朝の日課になった。

YUVAでの最後の朝、キャサリンが他のメンバーも連れてきて、7人でジャンプすることになった。
とうとう最後、今日で終わり。
思い切ってあの高い方の岩からジャンプしてみた!!
あの岩の上に立ったときのドキドキと
それを超えて落ちる瞬間。
向こう側の新しい世界!!
海に沈んだ後に海の中から見上げたときのみんなの美しさ
水面から顔を出したときの自然の大きさ
爽快感、解放感、一体感・・・

全員が飛び込むまでちょっと時間がかかったりもあったけど
ジャンピング部隊、全員無事任務を完了しました〜!!!




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