2018年3月23日

青の街、ジョードプル

インド旅のつづき。

ビーチの宿は不思議なところだった。
ドミトリーってことだったけど私達だけの4人部屋。
壁が薄くて声が隣から筒抜け。
夜中にしゃべっている隣の部屋の人が同じ部屋にいるかと思って目が覚めた。
ここを早朝出発。
皆はコルールへ、私は時間がないので一人ジョードプルという街に行く。

ジョードプルは砂漠地方のラジャスタン州にある街。
建物の壁が青く塗られているのでブルーシティと呼ばれている。
デリー発で日本へ帰るんだけどデリーには滞在したくないので、デリーへのアクセスが良くて面白そうなこの街に行くことにした。

ここは漫画ワンピースのモデルになった街で日本人に人気となっていたけど、全然日本人はいなかった。
観光地の割には欧米人が行きそうなカフェとか全然なくて、インド人の生活の地ってかんじ。
目玉はメヘランガール砦。
マハラジャのお城は音声ガイド付きで、高いお金(約1200円)払って入る価値はある。というか、ここに行かなきゃ行くとこない。
映画1本見たくらい内容濃くて楽しめた。


メヘランガール砦の上から
青だけど、、もう少し青くださいって思った

宿の隣の寺院、色が可愛い

街の真ん中の時計台
漫画ワンピースに出てくるらしい

MVスパイス、ここで大量にスパイスを買った
風邪に良い、記憶力に良い、関節痛に良い、下痢に良い・・・等

宿から見た夜のメヘランガール砦

近くの寺院でミニプージャ

砦へ向かう道

オムレツサンド、すごく美味しい!
これで50Rs=約100円

調律師のおじさんのところでハルモニウム購入
持って返るの重かったー


宿の子タヌ、7歳

砦からの帰り道

ジョードプルの人達はすごく優しい。
みんな騙してくる気配は全くしなくて安心できる。←スパイス屋の子は信用しちゃダメって行ってたけど・笑。
宿の人もすごく親切で、この街にもし再び来るならまたここに泊まりたいと思うけど、多分もう来ないだろうなー。
同じラジャスタンでもプシュカルみたいな神聖な雰囲気があるとまた行きたくなるんだけど。。。
でも楽しかった、3日間の一人旅を満喫して日本へ帰国した。

日本寒い〜


インドヨガリトリートの後

インド話のつづき。

3週間のヨガリトリートは大自然に守られた、優しくて厳しい時間。
最大の難関(!)もなんとか乗り越え、今年のリトリートも無事終わった。
でも本当に試されるのは社会に戻ってからなのだけど。

ボンディラからの帰りの車は、行きとは全然違った。
いくら小さいアジア人女子とはいえ、大人4人と大量の荷物を乗せるには小すぎる軽みたいな車。
荷物を足元や膝の上に置かなきゃいけなくて、ぎゅうぎゅう詰め。
ウルドワムカパスチモッターナアーサナ(上を向いた両足前屈)みたいな体勢で朝食べたインドご飯が胃の中をゆらゆら動く山道下り。
しかも下界に降りて行くと暑い!
荷物でエアコンの吹き出し口が封鎖されてまさにタパス(熱修行)。
そんな状態で山道を下って気持ち悪くなって、途中でゲーゲー吐いた。。。

そして着いたのはゴアの南の方のとあるビーチ。
初めて来たけど、パーティービーチなゴア北部に比べて落ち着いている場所。

ビーチ滞在のシャクティギャング

謎のお面が掛けてある魚を干す場所

人が少なくて静か、ほぼ欧米人で年齢層高めののんびりビーチ

ここのインドご飯は美味しかった〜

こんな貝がいっぱい、全部生きてる

夕陽が目の前に沈んだ

海で泳いでテンションMAX!!



解放感爆発!!!


海を見ながら皆でいろいろ話した。
この日、何回「幸せ〜」と呟いただろう。
私の人生はクライブと出会って全く違う景色になった。

2018年3月10日

ボンディラの動物たち

インドの話を少し。

今年のインド行きは日程がタイトだった。
木曜日に日本を発って夜デリー着、国内線に乗り換えてゴアに着いたのは夜中。
そこからタクシーで宿まで行って、次の日の昼にリトリートの地ボンディラへ移動。



大量の荷物とともに車に乗り込む。
移動のための車は先に着いていたいつもの仲間が手配してくれていた。
インドでこんな良い車に乗ったことない!
しかもドライバーのおじさん、仕事が丁寧。
ちゃんと荷物をくくりつけてくれて安心。
ボンディラまでの数時間、快適な旅だった。
(悲惨な帰り道の話はまた今度)

ボンディラのジャングルは空気が冷たく澄んでいて、「あーまたここに来たんだな」と感じさせてくれる。
着いたその日は蚊帳を吊ったり洗濯ロープを張ったりと部屋のセッティングと夕飯で終了。
その翌々日、さらに「ボンディラに来た!」と思わされるワォモーメントが待っていた。

ここでは4人で部屋をシェアする。
そして2人は部屋の中のベッド、2人は外のバルコニーにマットレスを敷いて寝る。
バルコニーのベランダ側が私の寝床になった。
2日目の早朝の瞑想とプラーナヤーマの後、部屋に戻ったら私のベッドの上に猿のウ○コを発見!
ちょうどその日は蚊帳や寝袋を横によけて早朝の練習に出たのだ。
そして帰ってみたらソレが置いてあった。
正午まではマウナ(沈黙を保つ時間)なんだけど、同室のJungに言いたいー!
「あれ見て〜」とジェスチャーで伝えた。
幸いなことにちょっと硬めだったので、シーツを振るとコロンと転がって下に落ちていった。
マウナが解けた後、Jungが「サトエ、トイレまで我慢できなかったの〜?笑」



こんな感じでボンディラでは動物との共存が待っている。

午前のアーサナは猿たちの朝ご飯&トイレタイムと重なる。
アーサナ中に上から木の実や枝がバンバン落ちてきて、それが終わるとピーやプーが落ちてくる。
だんだんみんな慣れてきて、上でシャーって音がするとパッと上を見て避ける。
多少おしっこをかけられても動じなくなる。


午前のアーサナの前
木の上には猿たちがいる

今回はネズミも多かった。
毎晩頭の上をネズミが走り回る。
そしてネズミにいろいろ食べられる。
バックを食いちぎってナッツやチョコを食べる。
なぜか石鹸も食べる。
メガネケースに隠しておいたバナナも、メガネケースをぶち破って食べる。
そして洗濯前のパンツも食べる! ←カレー味だから?

バルコニーには大量のアリも洗濯紐をつたってやってきた。
刺すアリではないけど、あまりに大量で参った。

池にはワニが2匹。
以前はこの池で泳いだけど、今回は泳がず。
この池の濁り具合はなかなか泳ぐ気分にならない。。。

日向ぼっこしにワニが岩の上にあがってきた


ジャングルの中を歩くと鹿の大群にも遭遇する。
以前はイノシシもよく見たけど、今回は見なかった。
野生ではないけどクリシュナという名前の象もいる。

いろんな動物がいる中で、私が一番恐れているのがダニ。
前はジャングルの中を歩き回っていたけど、今はダニが怖くてあまり歩き回らない。
動物についている森のダニはものすごい痒さ。
水ぶくれみたいになって痕も残る。
私の体には何年も前のダニの痕がまだ残っている。
だから虫除け必須で今回も1本丸ごとなくなった。
以前はオーガニックの虫除けを使っていたけど、今はケミカルな物をバンバン使っちゃう。
それでも刺されまくって帰ってきた。

この森の中でとっても癒されるのは鳥の声。
早朝の瞑想とプラーナヤーマでは目を閉じているからか、すごく歌声が響いてくる。
歌声と同時にキツツキがコツコツする音が聞こえてきて、朝の光が瞼を透けてくると今日も1日が始まったと感じる。
午後の練習では青空に鳥たちが飛ぶのがよく見える。


午後のプラーナヤーマ
向こう側に鳥の群れ


私たちは自然の一部だ。
自然の中に私たちがいて、その営みが「自分が何か」を問いかけてくる。

2018年3月9日

バリ島行き航空券、4万円代!

バリ島リトリートが近づいてきて、予約がまだ間に合うかの問い合わせいただいています。
リトリートの申し込みはまだ大丈夫です。
ご興味ある方はご一報ください。
問い合わせだけでももちろん大丈夫です。

航空券は安いものが出てきました。
例えば中国東方航空。

4月27日(金)13:35名古屋発 15:30上海着
        18:00上海発 0:30(+1)デンパサール
5月3日(木)1:30デンパサール発 7:40上海着
       9:30上海発 12:35名古屋着

エクスペディアで申し込みの場合で62,950円。
航空会社にネット予約で調べたところ、42、660円!これは安い!!
(3月9日現在)

乗り継ぎの待ち時間も多くなくて良いスケジュール。
これなら行きは私の便とほぼ一緒の時間なので、バリ島デンパサールの空港で会えると思います。
帰りも参加メンバーと同じくらいの時間に出発なので空港まで一緒に移動できます。
(もちろん別行動もOK)

大韓航空だと約10万円。
関空発や成田発も6万円代であります。

いろいろと不安だという声も聞きます。
一人で飛行機に乗るのが不安、乗り継ぎが不安、空港で迎えと会えるか不安、瞑想で座っていられるか不安、体力が持つか不安・・・・など。
私もインドのリトリートは何度行っても行く前に緊張します。
それでもまた行くのは自分が変わることを知っているから。
慣れない場所に一歩出て行く勇気は自分を変えてくれます。
ハタヨガには習慣を打ち破るヴィーラ(戦士)の要素があります。
行動の習慣とマインド(思考)の習慣。
旅に出るのに一番必要なのは、「行きたい」「変わりたい」という自分の気持ちなのかもしれません。




2018年3月8日

ナマステ VOL.17書きました!

ナマステ
冬号をすっ飛ばして、2018春号です。

ゴールデンウィークにバリ島リトリートがあるので、インドのヒンドゥー教とバリのヒンドゥー教を比べてみました。
バリ島リトリート、申し込みまだ間に合いますよ〜!